ショートトラックとは?

 1周111.12メートルのトラックを1回の競争で数名(通常4~6人)の選手が同時に左回りに滑り、順位を競う。

タイムトライアルではなく着順で優劣を決める。

 1992年の冬季五輪から正式種目に採用された。


 「ショートトラック」と「スピードスケート」の似たような競技と思われがちだがかなりの違いがある。

スピードスケートのトラックは一周400メートルで内側・外側のダブルトラックになっている。一回のレースにつき内側トラックからスタートする選手と、外側トラックからスタートする選手の2名の選手が滑走する。レースの途中、バックストレートにある交差エリアで内側と外側を交代する。

 ショートトラックは順位を競うのに対し、スピードスケートはフィニッシュタイムを競う競技。


 スケート靴に関しても、ショートトラックはカーブのRがきついため、体をめいいっぱい倒しても靴の部分が氷につかないようになっている。ブレードと靴が離れていて高い。

 一方、スピードスケートは氷をけるときにかかと部分で刃が離れ、キックした後にばね仕掛けで戻る仕組み。スラップスケートという。スラップには、かかとが上がっても刃が氷に接しているので長く氷に力を伝えられる。


【Wikipedia・TOYOTAショートトラック部HPより一部抜粋】